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TOPコラム犬が食べても安全な食材　～ブロッコリー編～

犬が食べても安全な食材　～ブロッコリー編～

2023/11/15

皆さんこんにちは、Kurumiです。

11月に入り、かなり寒くなってきましたね。
風邪を引かないように寒さ対策をしっかりとして暖かく過ごしてくださいね。
ワンちゃんの栄養に関係するもので過去2回と食べてはいけない食材（キシリトール編、ブドウ編）について連載しましたが今回は実はワンちゃんが食べても安全な食材としてブロッコリーを紹介しようと思います。

1）ブロッコリーとは
ブロッコリーはイタリアを原産地とするアブラナ科の野菜で、カリフラワーを品種改良して作られたと言われています。ブロッコリーの旬は冬〜春先で、ブロッコリーは中央がこんもりしてつぼみが小さく縮まっていて、緑が濃いものが柔らかく甘みがあり、黄色い花が咲いてしまっているものは筋っぽく硬いものが多いようです。また茎に空洞ができでしまっているものは味だけでなく栄養価も落ちてしましまいます。

2）ブロッコリーに含まれる栄養素とその効果
ブロッコリーには以下の栄養素が含まれます。

ブロッコリーは消化を助ける食物繊維や様々なビタミンやミネラルが豊富な緑黄色野菜です。特にビタミンCはブロッコリー100ｇ中に160mgも含まれ、これはレモンの2.5倍に相当します。またそれぞれの栄養成分の含有量が多いだけでなく、吸収を助ける栄養素がバランスよく含まれているため効率よく栄養を摂取することができます。その上、低脂質であり、体重管理にも重宝します。
また、抗酸化作用を持つスルフォラファンやルテインを含み、眼や心臓の健康をサポートし、炎症を抑える効果も期待できるそうです。

3）与え方と注意点
基本的に調理した状態でも生の状態でもどちらでも与えて構いません。
加熱しすぎると栄養素が飛んでしまうので、理想的には生で与えるかもしくは蒸すといいかもしれません。
与えすぎると胃腸の不調（下痢、ガス溜まりなど）を起こす可能性があるので普段の食事の10％までにとどめておきましょう。
食事のトッピングにしたり、おやつとして与えてもいいかもしれません。
ブロッコリーの茎も与えることができますが、喉につかえたり、消化管に詰まったりする可能性があるので、食べやすい大きさに細かく切って与えるようにしてください。
さらに、ブロッコリーはあまり日持ちが良くないので、早めに使い切るようにし、保存する場合は、ポリ袋などに入れて冷蔵庫で保管します。長期間保存したい場合は、一度茹でたものを冷凍保存すると良いです。

与え始めて少量でもお腹を下したり、皮膚の症状（痒み、発疹など）が現れるようですと、ワンちゃんの体質に合わないので、あげるのは控えてください。

いかがでしたか？
私たち人間にとってもワンちゃんにとっても健康に良いブロッコリー。
気になる方はぜひ試してみてくださいね。
次回はニュージーランド編、第4弾を掲載する予定ですのでお楽しみに！